先輩たちからのメッセージ

農業機械や建設機械の分野はまだまだ未開拓の領域です

徳永 純也(平成17年卒業,平成19年院修了,キャタピラージャパン)

志望動機と学生時代のことを聞かせてください

 私が本コースを志望した決め手は,自然環境にできるだけ近いところで工学に携わりたいとの思いです。入学してからは,工学系分野の講義はもちろん,現在の農業機械の仕組みや成り立ちも学びました。四年生になると各自研究室に配属されますが,私はジャガイモ収穫機の収量自動計測の研究にたずさわりました。情報化技術は一般には浸透していると思われがちですが,田畑や作物相手では振動や雑草・泥の混入が大きな壁となります。それらを克服するのは大きな困難が伴いますが,乗り越えた時の達成感はより一層大きなものでした。

現在のお仕事を聞かせてください

 卒業後は建設機械メーカーに就職し,パワーショベルの開発にたずさわっていますが,今度は世界各地のどの環境下でも性能を発揮する機械をつくらなければなりません。マイナス20度の寒冷地から50度の酷暑地まで,その一方で住宅地では人に迷惑をかけないよう,クリーンで静かな機械にしなければならず,これは到底一人でできるものではありません。国内だけでなく,世界各国の人々と協力して,数年間の苦労を経て初めてできるものです。このように農業や建設機械の分野は,技術が進歩した今でも,まだまだ未開拓の領域です。その分,我々技術者にとって大いにやりがいのある分野であると実感しています。

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