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『若手研究者インターナショナル・トレーニング・プログラム』(ITP事業)本格化

 独立行政法人日本学術振興会(JSPS)に採択された標記「ITP事業」がいよいよ本格化して来た。この事業は、神戸大学大学院農学研究科と協力機関の九州大学大学院農学研究院及び九州大学熱帯農学研究センターとがタッグを組み、我が国の学術の将来を担う国際的視野に富む有能な若手研究者を養成するため、研究生活の初期段階にいる若手研究者(博士課程・修士課程に在籍する大学院学生、ポスドク、助教等)を海外の研究機関に派遣し研究活動を通じて、広範な基礎的・革新的学術情報、特殊技能・技術、外国語による研究発表能力など、より高度な学術経験を積ませる事を目的とする事業である。

 既に、12月にはドイツのホーヘンハイム大学(内田教授、阿江教授、大林交流コーディネイター(神大)、緒方教授(九大))を訪問し(H19.12.9〜12.13)、今回我々は(中村農学研究科長、副研究科長、ツエンコバ教授、事務長)、次の派遣先を探すべく「ブルガリア」を訪れ(H20.1.28〜2.3)、アグロバイオ研究所、ソフィア大学、トラキア大学、ルセ大学と順次巡り学術交流を深め「ITP事業」に関する協定を結ぶに至った。以下に、ルセ大学における協定書調印式の様子や現地の新聞報道について、ご紹介いたします。


< 調印式 >

< 記者会見 >

 

<新聞記事の翻訳>
「日本の教授や学生がルセにおいて共同研究を行う」
―ルセ大学(Angel Kunchev)がアジアの大学(日本の神戸大学)との初の共同研究契約を締結した−

 昨日2008年2月1日、自然環境を保存し、バイオエネルギーの効率のよい使用を目的とした分野における共同研究のため、研究者と学生を交換する契約が締結された。
2012年までの間、毎年二人の日本人学生をブルガリアへ呼び、ルセ大学の研究室に入ることとなっている。その間、ルセ大学と神戸大学は積極的に学会、シンポジウムなどを開催していく予定である。
日本側の契約の代表者は、神戸大学の農学研究科長の中村千春教授である。メンバーは他に、副研究科長の内田教授、ルセ出身のルミアナ・ツェンコヴァ教授、及び神戸大学農学研究科事務長の松本氏となっている。記者会見において、代表の中村教授は、「私は、ブルガリアとの遺伝子学の共同研究は25年前から始まっており、よい交流がつづいているが、今後の、ルセ大学との共同研究においても、おおいなる期待をしている。」と語った。
日本の研究者の訪ブルガリア前に、ルセ大学のギエルギエヴァ博士は、1ヶ月間、高品質評価の研究のため、日いづる国に滞在していた経緯もある。ルセ大学副学長ミファエル・ロフ助教授が、ルセ大学の代表者として、「共同研究に参加するのは、電子工学部、農学部となっている。」と説明した。ルセの研究者側から、日本側へ、ブルガリアの伝統工芸品のひとつである、手作りの人形を贈った。
日本人の研究者団は、ルセ広場やドナウ川周辺などを訪れ、ドナウ川に沈む夕日を見て、その美しさにとても感動し、歓迎をうけたと感じたという。

ブリャック新聞(ドナウ川沿岸)
2008年2月2日

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