活動報告:「神戸サマープログラム2026」を実施しました。 (2026年6月1日-6月27日) 

2026年6月1日~6月27日までの4週間、農学部の世界展開力強化事業サマープログラム「Agricultural Science & Engineering and Cultural Experiences in Kobe」(以下、「神戸サマープログラム」)を実施しました。本プログラムには本学とパートナー校であるアメリカ・ネブラスカ大学リンカーン校(UNL)から5名の学生が参加しました。 

このプログラムで参加者は1ヶ月間にわたり、神戸大学農学部の教員や学生と共に実践的な学習と研究に取り組みながら、日本文化への理解を深めることができました。 

講義

第1週 日本語/日本文化、異文化理解 

6月2日から5日は、渡辺先生による基礎日本語学習と、農学研究科・池村特命講師による異文化理解のための講義が行われました。講義には本学の日本人学生も多く参加し、日本語での会話練習、日本語・英語による文化についてのディスカッションやプレゼンテーションを通し、日本やお互いの文化・言語への理解を深めました。 

渡辺先生
池村准教授/プロジェクトコーディネーター

神戸大学の教職員・学生の引率で留学生たちは日本語を使いながら神戸・水道筋商店街を楽しく散策し、異文化理解を深めました。 

見学旅行

姫路城

姫路城での見学ツアーは、留学生に日本の歴史を紹介する良い機会となりました。留学生は姫路城の外観の美的完成度の高さはもちろん、軍事的役割を兼ね備えた独自の構造などを学びました

園田助教(左から2人目)と留学生たち

菊正宗酒造

菊正宗酒造博物館は、400年近い歴史を持つ日本の酒造り文化を垣間見ることができる場所です。特に灘の豊富なミネラル、中でもこの街の水は、世界的に数々の賞を受賞しているこの日本酒の主原料であることを強調しています。 

白井研究科長(中央)と藍原助教(前列右)

エネルギー・環境・政策講義

6月9日から12日にかけては、ジョージア工科大学のウッダル教授による日本とアメリカのエネルギー・環境政策に関する講義が行われました。最終日に留学生が神戸大生と協力し、アメリカと日本の防災対策を比較するプレゼンテーションを行いました。 

Woodall教授(上段左端)と白井研究科長、神戸大学大学院生たち

実験室での研究

留学生は2つのグループに分かれ、生物生産機械工学の実験実習、食品・栄養化学の実験実習を行いました。これらの実習は神戸大学の学生とともに、各分野の教員の指導のもとで行われました

藍原助教
森本准教授

生物生産機械工学グループは、森本英嗣准教授、Jaehwan Lee助教の指導のもと、植物の健康と生産性に焦点を当てました。作物の生育状況を監視するための地図作成方法、特にLiDARセンサーと全地球航法衛星システム(GNSS)を用いて圃場からデータを取得する方法を学びました。また、Quantum GISソフトウェアを用いた地図作成方法も習得しました。

食品・栄養化学グループは、藍原祥子助教の指導のもと、食品に含まれる成分の化学的・物理的な性質を、実験を通して自分で調べる方法を学びました。取り上げたテーマには、脂肪酸の科学(和牛の食味)、タンパク質変性の科学(鮨や温泉卵の食感)、炭水化物の科学(米やパンの食感、生地の膨化)、ポリフェノールの科学(茶の種類や抽出条件による違いと味)などがあります。 

Quick Highlights

"I learned how to work through language barriers and adapt to learning in an environment that is very different from the one I am used to.” – Izabella Zoucha

"What I learned most are ways to relate experimental engineering with real world infrastructure and farmers.” – Mackenzie Bolton

"I really enjoyed the opportunity to experience college in another country, make new friends, explore Kobe, and practice my Japanese language skills." - Hazel Pedersen