応用機能生物学 昆虫多様性生態学

杉浦 真治 准教授

 昆虫は生物の中で最も種数が多いグループです。また、害虫やその天敵として農業と密接に関わってきました。昆虫の多様性を明らかにしつつ、害虫の天敵や生態、そして生態系での役割についての教育や研究を行っています。
 本研究分野では、昆虫の天敵に対する防衛機構について詳しく研究しています。昆虫は、様々な天敵に捕食されます。例えば、水田や農地に生息する昆虫類は、鳥類やカエル類、トカゲ類、クモ類に襲われます。そのような天敵に対して、化学防衛、物理防衛、行動防衛など多様な手段で身を護っていると考えられます。昆虫がどのような天敵に、またいかに防衛しているかを観察し、実験的に調べています。

昆虫多様性生態学研究室のページへ